気になる「廃棄」後のお弁当やパンの行方

元バイトが見た「コンビニ24時」

コンビニでおにぎり、お弁当やサンドウィッチお弁当などは人気商品で毎日たくさん売れるのですが、消費期限は短いのはお店側のデメリットです。

各店とも食品ロスになる廃棄を減らす努力はしているのですが、少なめに用意して売り場がスカスカになってしまうのは避けたいのです。

「お客さんが来店した時にお弁当類が少ない、あるいは商品の欠品があると、『このお店は品揃えが少ない』というマイナスの印象を与えてしまう」そうです。だからそうならないように発注の数を決めているそうです。

何となくわかりますが、個人としてはない時はないわけですから、あまり神経質にならなくてもいいような気もしますが...

店舗を担当する本部のSV(スーパーバイザー)もその立場からか「たくさん注文しなさい」「欠品は最悪です」と店長にハッパをかけます。それはそうです、SVにとって廃棄が増えることは大きな問題ではなく、お店にたくさん注文させることが優先なのです。

発注時間が迫ってくると、SVから店長を飛び越して、バイトに「至急〇〇を10個注文してください」電話がくることもよくある話です。



ゴミ捨てに行く時にたくさんお弁当などの廃棄があると、バイトでも「なんとかならんのか」と悲しい気持ちになります。

さて、廃棄になったこれらの食品が、その後どこにいくのか気になる人は多いと思います。

特にこれからコンビニでバイトをしようと考えている人なら、なおさらです。

これらの「廃棄」となる食品は、お店によっては、スタッフにくれるところもあります。

休憩時の食事にしたり、持ち帰りをさせてくれるお店もあります。

これは店長次第、「許可した」と言うより「暗黙の了解」という感じです。

私は短期のお手伝いで行ったお店も含めれば4店で勤務しましたが、もらえたのは2店、後の2店は全部捨てていました。お店のオペレーションとしては、もちろん後者の方がマニュアル通りの正しいやり方です。



ただ、コンビニの時給はご存知の通り安いです。廃棄する食品がもらえたら、時給+αのメリットは感じられると思います。廃棄時間はかなり厳しく設定されているので、その後は冷蔵庫(コンビニには飲料用の大きな冷蔵庫がありますし)などで保管すれば、全く問題なく食べられると思います。

夜勤の学生やフリーターはもちろん、家族持ちの人も大喜び、ゴミも食品ロスも減るので、お店もバイトもwin-winとなります。

特に牛乳やヨーグルトなどは人気があり、あっという間になくなってしまいます。もちろんお店にとっては「廃棄ゼロ」が理想なのですが、バイトは期待していたりします。

これからコンビニでバイトする予定がある人は、その店のバイトスタッフに何気なくその辺りの事情を聞いてみたらいいかもしれませんね!

すごく大事なことだと思います。

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