「レジ休止中」の看板 見えませんか?

元バイトが見た「コンビニ24時」

コンビニの普通サイズの店舗は、スタッフは2人体制、レジは2台です。(セルフレジを除いて 大型店ではもっとレジのあるところもあります)

通勤時の朝の時間帯やランチタイム、それに帰宅ラッシュ時などのピーク時は2名で2台のレジをほぼフル稼働します。

以外の時間はスタッフは品出しをしたり事務所で作業を行うため1台のレジに「レジ休止中 ~恐れ入りますが他のレジにお回りください~」などと書かれた看板を立てて、レジ1台体制でお客さんに対応します。

列ができたりトラブルなどが起きた時はその看板を下げて、他の業務をしていたスタッフが加わり2名2台体制で対応します。休憩の食事中でも、本部からの電話対応時でも、必ずそうします。

お客様をお待たせすることなく、常に臨機応変に対応することは、コンビニ業務の基本中の基本なのです。

このように「レジ休止中」としても、サボっているわけではないのです。

赤い字で書かれたその看板は、それなりに目に付きやすい看板です。

それでもその看板の真ん前に商品を置いて待っているお客様が時々います。もう一台のレジは空いているにも関わらず、です。

日本語と英語で書かれていますが、待っている人はほとんど高齢の日本人です。

看板が読めないわけではないと思いますが・・・

先に書きましたようにコンビニスタッフはの多くはお客様をお待たせしないように対応します。

それは仲間のスタッフを助ける意味もあります。

以前特別に対応されたお客さんが「きっと待っていれば来てくれる」と甘えているのかもしれません。

中にはその看板の前で「なんで誰もこないんだ」と大声で怒鳴るお客さんもいます。

お店にもよりますが、2台のレジは少し離れたところにある上に、その間のカウンター上にはファーストフードを販売している什器などがある関係で、あまり見通しが良くなく、隣のレジの様子が見えにくい場合もあります。だからお客さんにわかりやすいように「レジ休止中」の看板を立てるのです。

「レジ休止中」の看板前で待っているそのほとんどは年配のお客さん、今でも「お客様は神様です」と勘違いをしているのかもしれません。

正直言って、コンビニでちょっと買い物したくらいでは「神様」にはなれないと思いますし、スタッフはお客さんの部下でも奴隷ではありません。

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