実はあまり仲が良くないコンビニバイトの仲間たち

元バイトが見た「コンビニ24時」

コンビニバイトはどのお店も幅広い年代の様々な人が勤務しています。

私が経験した限り、和気あいあいと仲良く1つにまとまって頑張っているようなお店はありませんでした。

コンビニに限ったことではないかもしれませんが、特に世代間や価値観で分断があったように思います。

若い学生やフリーターは割と仲が良く、一緒にシフトに入ると会話が弾みます。

 

それを知っているパートのおばさんは、「夕方と夜の若いスタッフはお話ししてばかり、空いている時間は掃除や品出しをもっとやってちょうだい」と苦言。

それを聞いた若い世代は、口には出しませんが「バイトなんだし、時給だって安いんだからいいだろ」と反発、「あの人は口うるさい」と気嫌いします。

一番片身が狭いのはシニア世代の男性、リストラなど訳あってコンビニバイトをしているような人たちです。悪い人ではないのに、なぜか毛嫌いされることが多いです。

ある若いスタッフが50代の男性スタッフと一緒にシフトに入った時には、いつものおしゃべりはなく、「よろしくお願いします」「お疲れさまでした」の挨拶にもはっきり返答しませんでした。あからさまに嫌な態度で、この時ばかりは黙々と仕事をこなしていました。



見ていてちょっと気の毒に思いました。主婦のパートスタッフからも「〇〇さん、悪い人じゃないのに、かわいそう」と同情されていました。難しい世代なのかもしれません。

それでもそんなスタッフと普通に話がはずむ高校生、大学生のバイトもいます。その人たちは、やはりバイトでもよく働くし、将来の目標を持って勉強もしっかりやっています。数年後はいい社会人として巣立っていくでしょう。

社会に出るとコミュニケーション能力が重要になります。幅広い年代が来店、そして働くコンビニはそのトレーニングの場に適していると思います。

それでも世代間の分断は、なくならないと思います。

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